どーも、昨年10月に買った「鉄腕アトム≪オリジナル版≫」1巻を昨日ようやく読み終えたたけです。
昨年末以来の更新ですね。今回はいつもとはちょっと違い、旅行の備忘録的な記事になります。
タイトルにもある通り、3月20日に宝塚の手塚治虫記念館に行ってきました。最後に行ったのは2019年なのでまだコロナでてんやわんやする前です。ていうかコロナが出てからもうそんなになるのね…。
宝塚に到着したのは11時ちょっと前。歩いて記念館に向かっていたところ、『まんが猿飛佐助』の美少女幼馴染くノ一・さくらちゃんの聖地として名高い「さくらばし」に遭遇。すぐ横には「花のみち・さくら橋公園」なる公園もあります。さくらちゃんは花が好きなのでここは間違いなくまん猿聖地ですね。
記念館はさくらばしの目と鼻の先。めっちゃ近くにあります。記念館の前には火の鳥の像が。怪奇鳥ではありません。また、アトムやヒゲオヤジ、レオなどのキャラたちの手形もあります。かわいい。入館前だけどだいぶ楽しめます。
館内に入ると、まず手塚キャラのクッッソかわいいアニメを見れます。キャラデザがよかった。また、天井を見ると、こちらもキャラが大集合のステンドグラスが。来たら必ず写真を撮ってます。
1階の常設展示では、手塚先生が実際に使ったという道具のほか、漫画の原稿、単行本、セル画、当時のグッズ等魅力的な展示品でいっぱい。
また、壁を見ると長〜い手塚治虫年表が。ここが第一の「おれは猿飛だ!」要素のあるおれ猿ポイントとなります。年表の中にはしっかりイラスト付きでおれ猿が。単純なのでこれだけで大興奮してました。
ちなみに年表にはガンガーとちょっと似てるゼオさんもいます。
その後は「アトムビジョン」というミニシアターで、実験アニメ『ジャンピング』『おんぼろフィルム』の2作品と手塚先生の半生を描いた『手塚治虫伝 マンガ篇』の計3作を鑑賞。特に『おんぼろフィルム』はアメリカのクラシックカートゥーンへのオマージュがぎっしり詰まった作品なので、スクリーンで観れて本当に嬉しかったですね。
ちなみに、アトムビジョンの天井には手塚キャラが勢揃いのイラストが描かれており、その中にちゃんと佐助も。ガロンを運んでいます(館内でもらえる記念館パンフレットに使われているイラストと一緒です)。
2階に上がると企画展示室が。現在は「ぜ〜んぶ鉄腕アトム展」を開催中。そう、これこそが今回の訪問の目的です。
『アトム大使』から『火星から帰ってきた男』までの「少年」連載期間の17年間でのアトムの変化を辿りつつ、貴重な直筆原稿、扉絵、別冊付録などを見ることができます。控えめに言って最高の空間…!!!!!さまざまな種類のアトム誕生シーンの原稿、単行本用に描き下ろされたプロローグ、圧巻の扉絵、さらに最後には歴代の単行本がズラーーーーーッと並んでいるなど見どころはたくさん。というか見どころしかなし!!!ずっと興奮しっぱなしでした。
20分おきに起きるアトムくんもいます。かわいい。アトムが起きる度にちびっ子が大はしゃぎしてて微笑ましかったです。
手塚治虫記念館の企画展は、アイカツや初音ミクとのコラボを行うなど(前に話題になったカプコンとのコラボもそう)、なかなか挑戦的で面白いテーマのものが多くてそれらも楽しいんですが、今回はアトムメインということで是非行きたいと無理して行っただけの価値が大アリの展示でした。ありがとうございます。大アリ次郎だ。
2階にはライブラリーもあり、すげえ量の漫画が読み放題。日本語だけでなく外国語に翻訳されたものも読めます。正直ここだけで1日潰せます。
また、現在はコロナの関係で利用できませんが、情報・アニメ検索機も2階。ここでは手塚アニメを楽しめます。各作品数話だけ!とかそんなもんじゃありません。どの作品もだいたい全話見れます。最後に行ったのが数年前だから記憶が曖昧だけど確かそうです。頭おかしいですね。
混雑時は子供たちで溢れかえる情報・アニメ検索機ですが、今は使用禁止で寂しい限り。おのれコロナめ。
さて、地下のG階にはアニメ工房というものがあります。今回はできなかったのですが、なんかプロっぽい机でプロっぽい紙を使って、簡単な、超簡単な奴だけど自分だけのアニメーションを作ることができます!!!!!!!すごい!!!!!!!!
4時間くらい滞在して、寂しさを感じつつも帰路につきました。また来たいですね。こんどはもっとじっくり(これ毎回思ってる気がする)。
とにかくミリキたくさんの手塚治虫記念館。めっちゃ楽しいし付近の雰囲気もめっちゃいいので是非みんなも行こー!(カンタロー)
まん猿・おれ猿聖地巡礼にもオススメです(???)。
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